格闘技・狩猟・活動記録

格闘技だったりアウトドア活動だったり

コンサルという生き物

仕事上、コンサルと関わることがある。私は官公庁と関わる仕事をしていたので、コンサルに対するイメージは「客を騙して無駄な仕事を作り出す人たち」

こう書くとかなり悪い印象を持つ人もいるだろうが、実際に個々のコンサルに対して特別嫌悪感を抱いていたわけではない。そもそも仕事というものには、程度の差こそあれ、そういう側面が含まれていると思う。

一方で、仕事以外のプライベートでもコンサルの人と関わる機会がある。彼らは口が達者で、一見すると優秀で魅力的に見える。しかし、私が感じたのは、「2しか知らないことを、8や10まで知っているかのように振る舞う」人が多い。自分をデカく見せることに長けた生き物。

そう思うようになったきっかけがある。その人はIT系のコンサル。私はITについては詳しくないので、その人のITの知識がどの程度なのか判断できなかった。そこで、今度は私自身が詳しい分野について話をしてみた。すると、その人はその分野についても「詳しい」と自称したので、少し踏み込んで質問を重ねてみた。

しかし、話を掘り下げるにつれ、とても「詳しい」とは思えないような事実誤認、というか知識がなかった。彼らはこの程度の知識で、専門家のように振る舞っている。彼らは口は達者で、バカを騙す能力に長けている。技術者からすると考えられない態度だ。技術者の世界では、自分の知らないことを知っているかのように語る人間は信用を失う。

彼らは極端な話、詐欺と本質的には大差ない。「相手との情報格差を利用し、自分を実態以上に思わせる」という構造が非常によく似ている。彼らのプロフィールを見ると、一見凄そうだが誰でも取れる資格や事実確認できない経歴を数々と並べていることが多い。凄い承認欲求と自己顕示欲だ。普通の人は恥ずかしくて真似できない。

石田徹也の絵

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偶然見つけた知恵袋に、自分が以前思っていたことがほぼそのまま書かれていた。芸術にはほとんど興味がないが、この画家は知っている。絵の技術は分からないが、作者が社会の外側から賢そうに批評しているように見え、幼稚さや傲慢さを感じるという点は非常に納得できる。これは彼に限った話ではなく、例えば昔から似たようなものはいくらでもある。この擦られまくった感覚を素直に評価できない。

自分が中学生だったら、この絵は凄いと思えたかもしれない。しかし、年を取れば世界はそう単純ではなく、複雑であることに気づける。30を過ぎてもそれが卒業できなかったから、自殺しちゃったんだろうなと思う。

鬱とかになる人は、さも自分が世界で一番不幸かのように振る舞う。現在の恵まれた状況を理解できていない。氷河期という時代の問題はあったかもしれないが、本人の資質も大きいだろう。これを称賛する人も、彼は恵まれた側の人間であると理解していないのかな。

日常をワクワクしたい。

いつからか分からないが、この感覚を常に持って生きている。だからこそ格闘技、射撃、登山のような非日常体験を楽しんでいるのかもしれない。確かに、普通に生活していれば人を殴ることも無ければ殴られることもないし、銃を撃つ機会もないし、少し足を滑らせるだけで命を落としかねないような場所へ行くこともない。何が面白いのか説明するのは難しいが、常に刺激を欲している。例えば食べ物を選ぶときでさえ、刺激的な味を求めているわけではないのに、「何かワクワクするものを選びたい」という感覚がある。実際に食べるものはごく普通のことが多いが、ワクワク感を求めている。

いつからこの感覚を持っていたのか分からないが、昔を振り返ると、確かに新しい刺激を求めている感覚はあった。学校からの帰り道に、わざわざ通ったことのない道を選んで歩いてみたり。そういえば、自分の子供の頃の夢は旅人だった。今現在の自分がその夢に向かって生きてはいないが、ワクワク感を求める姿勢は変わっていないことに気づいた。

この刺激を求める状態が悪化すると、素手で人殺してみたいとか、銃で人撃ち殺したいとか思うようになるのかな。

UFC Fight Night ケイプvs堀口

1R、2Rと堀口が優位に試合を進めていたが、3Rにケイプの右フックでふらつき、そのまま亀状態から殴られ続けTKO負け。負けるならこの展開だろうなという、逆転負け。もちろん、1R、2Rを優位に進めていたとはいえ、圧勝ムードではなかったが、この手堅い戦いで5R行けば勝てるかもという感じ。もちろん。ランカー同士の拮抗した選手同士でそんなにうまくいくわけではないが。

試合内容、戦略については自分が言えるレベルではないので、感想だけになる。平良達郎、堀口恭司のどちらかは勝てると思っていた。平良がヴァンに負けても次は堀口があると思っていた。しかし、この2人が跳ね返され、日本人初のUFCチャンピオンという夢が遠のいた。どちらもまだチャンスはあるが、厳しいことには変わりない。

「金出せ!殺すぞ」路上で首絞め金奪おうとしたか 格闘家・今村竜太容疑者(21)ら2人逮捕 過去にも窃盗容疑で二度逮捕 東京・渋谷区

news.yahoo.co.jp

 

調べてみるとK-Clann所属の選手で、今年と去年のDEEPフューチャーキングトーナメントバンタム級に出場していた。この大会はアマチュアの試合で、優勝すればプロという感じの大会。そうなるとこの今村容疑者はまだアマチュアではないのかと思う。もちろん、この大会でプロ昇格できなくてもプロになる方法はいくつかあるが、調べても戦績が出てこない。

www.deep2001.com

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被害者の40代男性は必死に抵抗して逃げたらしいが、アマチュアとはいえ総合格闘家相手に金も取られなかったのは凄い。普通、いきなり後ろから首締められたり、マウントポジションになったら何もできないと思う。今村容疑者は路上で寝ている人の財布から金を盗んで逮捕されている。軽いノリで襲ったら予想外の反撃にあったのではないだろうか。

JAPAN MENSAの入会テストを受けてみた

受けてみたということをわざわざ記事にするくらいなので、当然受かった。10年、20年前と違って、今はMENSAに関する情報はいくらでもあり、目新しいことはあまり書けないが、一応経験者として記述しておく。

MENSAについては子供の頃から存在は知っていた。当時は「頭のいい人が入る団体」という程度の認識で、メディアでもそういう扱いだった。ただ、具体的に何がすごいのかはよく分からなかったし、興味もなかった。

それが少し身近になったのは大学生の頃で、友人がMENSAに入会した。その友人はいわゆる天才タイプではないが、真面目に勉強する人で、大学在学中か大学院在学中に、まだ易化する前の電験三種を取得していたと思う。その友人いわく、「入会テストはそんなに難しくない。お前でも受かる」という話だった。それを聞いて、いつか受けてみてもいいかもしれないと思った。

とはいえ、そこからかなり長い間、実際には受験しなかった。理由は単純で、MENSAでは「入会テストそのものより、申し込みの方が難しい」と言われるくらいすぐ定員が埋まるからだ。そんなくだらないテストのために本腰を入れて申し込むのもバカバカしく、結局何年も放置していた。その間にコロナ禍で試験自体が停止していた時期もあった。

再び興味を持ったきっかけは、MENSA会員の知り合いができたことだった。その人は口が達者で、表面的には仕事ができるように見えるタイプ。自分がMENSAであることを恥ずかしげもなく言えるような人で、なんなら誇っている様だった。それが滑稽に思え、イジろうと思ったが、自分が非会員の状態でその人を茶化すと、「IQ上位2%の自分に歯向かう凡人」みたいな扱いをされそうだったので、そっとしておいた。ただ、「あなたが誇っているMENSAというのは、自分みたいな凡人でも入れる団体ですよ」と示すために入会テストを受けなければならなかった。

受験前の率直な感想は、「こんなの本当に落ちるのか?」というものだった。今は情報がない時代ではなく、似たような問題はいくらでもネット上に転がっている。MENSAで出されるような図形問題も、結局はパターン認識のバリエーションに過ぎず、そこまで特殊なものには思えなかった。

有名な模擬試験としては、ノルウェーMENSAやデンマークMENSAのオンラインテストがあり、試しにやってみたところ、どちらも130程度だった。問題も以前どこかで見たことがあるようなものが多い。

MENSAの入会テストは図形問題中心なので、パズルや謎解き、ボードゲーム好きが集まりやすいらしい。入会テスト対策をすることは咎められることが多いが、そもそも普段からそういうものに触れている人が有利なのではと思う。私はパズルや謎解きに全く興味がないわけではないが、普段からやっているわけではない。

実際に受けた感想としては、多くの人が言う通り簡単だった。途中で悩んだ問題はいくつかあったが、最終的に自信がなかったのは1問だけ。入会できる手応えは十分にあった。

ネット上の合格者の記事を見ても、「2問くらいは悩んだ」という人が多い。そして「2問までは不正解でも通るのではないか」とよく言われている。真偽は分からないが、感覚的には妥当に思える。

ただ、その一方で、「手応えがあったのに落ちた」という人もかなり多い。中には「全問自信があったのに落ちた」という人すらいる。恐らくケアレスミスなのだろうが、それにしてもそういう話が多い。自分自身も、簡単だと思った問題で勘違いをしていた可能性はあると少し不安だった。

合格率についてはネット上で諸説ある。大学時代の友人は「6割くらい受かる」と言っていたし、私が受験した際には試験官が「7割くらい」と話していた。ただ、これは受験者ベースなのか、申し込み者ベースなのかは分からない。
もし申し込み者ベースなら、24人中3〜4人しか落ちない計算になる。というのも、欠席者もそれなりにいるからだ。そして、少なくとも私の隣に座っていたおばさんは落ちたと思う。45問を30分で解かなければならないのに、その人は数分間、問題を解かずに眺めていた。さらにブツブツ言いながら解いていて、うるさく気が散った。私は15〜20分程度で一通り解き終え、残り時間は見直しと、自信がなかった問題の検討に使っていた。44問については、自分の中では納得のいく回答だったので、手応えはあった。

MENSAに落ちたところで実生活に何の影響もない。しかし、落ちた場合の自尊心へのダメージはかなり大きいと思う。別に自分を選ばれた人間だとか、天才だと思ったことは一度もない。ただ、この程度のテストに落ちる人間とは思えなかった。受験前はMENSAをバカにしていたが、落ちる可能性を想像して妙なプレッシャーを感じた。結果発表は3週間後と言われていたが、実際には1週間も経たずにメールが来た。入会後に積極的に活動する気はなかったが、スポーツ系のイベントもあるらしいので、機会があれば参加するかもしれない。

最後に、自分自身のバックグラウンドについても書いておく。
MENSA合格者の記事を見ると、「小学生の頃の知能一斉検査でハイスコアだった」とか、「頭の回転が速すぎて会話が先に進んでしまう」といった話がよく書かれている。しかし、自分にはそういう経験は全くない。そもそも、小学生の知能一斉検査なんて50年くらい前の話ではないのか。
こういう高IQ者は集中力が凄まじいとか、運転中に話しかけても反応がないといった発達障害傾向が強いと聞くが、私は全くそんなことがなく、むしろ集中力が足りないことが多い。なので、テスト中もおばさんの小言が非常に気になった。
1クラス10人程度しかいないような田舎出身で、その中で成績が飛び抜けていたわけでもない。中学も1学年100人程度しかおらず、その中では成績上位ではあったが、一桁順位を取ったのは確か1〜2回だけだった。
その後も、地方の進学校で300人中真ん中くらいの成績を取り、地方国立大学へ進学するという、典型的な田舎者コースを歩んでいる。大学でも特別成績が良かったわけではない。
これまでの人生で、自分よりはるかに頭の切れる人間をたくさん見てきた。だから、自分がMENSAに入って「IQ上位2%」と言われても、正直そこまで実感はない。日本人の3〜4割くらいは、対策や慣れ込みで入会テストを突破できるのではないかと思っている。そして、落ちる人の多くは単なる凡ミスなのではないかとも思う。

東京大学の人がMENSAを自慢するとは思えないし、自分がMENSAであることを過度に主張する人がいたら、何もない人なんだろうなと思う。

UFC328 チマエフvsストリックランド

ジョシュア・ヴァンvs平良達郎

下馬評では、グラップラー寄りとはいえオールラウンダーである平良有利という見方が多く、私自身も平良が勝つと予想していた。しかし結果は、5R 1分32秒でTKO負け。
ブランドン・ロイバル戦で見せたような打撃面での脆さが、今回も露呈した印象である。しかも、被弾の内容・量ともにロイバル戦以上だった。この部分が改善されていないとなると、仮に今後タイトル戦が組まれたとしても、王座獲得はかなり厳しそうに見える。

一方で、ヴァンは予想以上に強かった。打撃で優位に立つこと自体は想定していたが、それ以上に印象的だったのはグラップリングディフェンスである。下になってからも、平良にほとんど何もさせなかった。

ストライカーには、大きく分けて「TDDが強いタイプ」と、「倒されても立ち上がる能力が高いタイプ」がいる。しかしヴァンは、それに加えて、寝技局面そのもののディフェンス能力が高かった。鶴屋怜戦でも、テイクダウン自体は許していたものの、すぐに立ち上がっていた。今回は平良に上を取られる時間こそ長かったが、その中でも冷静にディフェンスを続けていた点が印象的だった。

これは、アレッシャンドリ・パントージャ戦を見据えたトレーニングの中で培われた部分なのだろう。ヴァンは、スタイル自体は比較的分かりやすい選手だが、弱点と見られているグラップリングを突かれても、そこで簡単には崩されない強さがある。

次戦はパントージャとの再戦になる可能性が高いと思う。もしそこでタイトル防衛に成功できれば、今後長期政権を築く可能性も十分あるのではないか。

カムザット・チマエフvsショーン・ストリックランド

ほとんどの予想では、チマエフの圧勝という見方が多かった。私も同様で、序盤で一本勝ちする可能性も高いと思っていた。そうでなくても、ドリカス・デュ・プレシ戦の内容を見れば、5Rにわたって漬けられる展開になるのは間違いないと考えていた。

正直に言えば、試合としてはあまり面白い内容ではなかった。おそらくチマエフは、減量失敗かコンディション面に何らかの問題を抱えていたのだろう。2Rには明らかにスタミナが落ちており、ドリカス戦で見せたような理不尽なタックルは見られなかった。

ただ、その中でも1Rのストリックランドは、簡単には極められない・寝かされないという部分をしっかり見せていた。

そしてストリックランドは、イスラエル・アデサニヤ戦と同じように、大アップセットで王座獲得。そしてドリカスは、この状況をほくそ笑みながら眺めていることだろう。