RIZINで青木vs朝倉が組まれることになり、青木のキャリアで有名な試合であるこの試合について触れる。
当時この試合をリアルタイムで見ていたかどうかは覚えていない。すでに格闘技は見ていたし、魔裟斗の引退試合が行われた興行だから多分見ていたと思うが、全く記憶にない。ただ、この試合以降、青木真也に対するイメージがかなり悪くなったことは覚えている。翌年の長島☆自演乙☆雄一郎との敗戦も、かなりスッキリした。
自分がMMAに対する興味が強くなると、青木に対する印象は変わった。少なくとも当時からMMA選手としては青木は強く、技術も高かった。自演乙との一戦も後々の話では、ギルバート・メレンデスとの再戦を望んでいたが、それが叶わずふてくされた結果だったらしい。恐らくあの試合が最も有名な青木真也の試合だと思うが、その所為でMMAファイターとしての青木真也は評価しづらくなってしまった。あの試合以降もMMA選手として活躍する一方、自演乙は表舞台から消えていったように見える。格闘家として見たら、青木と自演乙には大きな差があるだろう。
自分が格闘技をするようになると、青木の凄さを理解できるようになった。今も別にファンではないが、よくこの歳まで続ける気になるなと感心する。そして、青木が廣田の腕を折ったことに対する反応が、選手とファンで大きく乖離していたことも理解できるようになった。選手であれば、相手がタップしないのなら腕を折ったり足を壊したりするのは普通のことなのだ。あれは青木が批判されることではないし、廣田自身も納得している。これは実際に格闘技をしている人とそうでない人とで、感覚がまるで違う部分だと思う。